脇田屋呉服店から…ひとこと

1926年創業、鹿児島市の脇田屋呉服店からのお知らせとちょっとひとことのブログです。
聖職
 五月の気温に戻った気がします

NHKの連ドラで梅子のお父さんの台詞に気になったことばがありました
・・・医師の職が聖職と思ったらいけない 周りと同じ人間の仕事だ・・・
というような言葉がありました
聖職であることに、責務と気概をもち職務を全うすることが、ベストであると思うのですが、この台詞は聖職だからと上から目線で仕事をしたら失敗する・・裸の王様になるということ・・と思いました

この道に精通しているからと、傲慢な態度をとっていても自分は気づかない
初心忘れるべからずです
自分にも言い聞かせることです

先日  経済学者の金子勝さんの記事の中に  怒りについて書かれていました
・・・怒りは人間である証拠なのです・・・・
ステファン・エセルの言葉が引用されていました
・・・一番よくないのは、無関心だ。「どうせ自分には何もできない。自分の手には負えない」という態度だ。そのような姿勢でいたら、人間を人間たらしめている大切なものを失う。そのひとつが怒りであり、怒りの対象に自ら挑む意志である。・・・怒る理由は単なる感情よりも、自ら関わろうとする意志から生まれる・・・・

心が震える怒りを覚えなくなったらいけない 人間なのだから

サムエルウルマンの青春という詩の中にもこれと同じことが書かれてあります
怒るということは心がまだ青春 それを忘れてはいけない

近頃 怒りっぽいのは 年のせいと思いながら まだ心は青春だと屁理屈をつけている私です


| - | 20:49 | - | - | pookmark |
萍聚(ピンジュイ)
 もう夏?というくらい暑い日が続いています

中国の楽器で二胡という楽器があります  二弦の楽器ですから音程が難しい・・・
日本にも三味線に似た形で二胡がありますが、中国のそれとは違い音色が日本的で侘び寂びの音色に聞こえます

その楽曲の中に 萍聚という楽曲があります
その解説・・・
「浮き草が集まる」と言う意味 将来がどうであろうとも、今 出会ったのだから それでいい
人の一生にはたくさんの思い出がある  私が君の思い出のひとつであって欲しい

商売を通じて、家族を通じていろんなところで多くの人に出会いました  
この年になってやっと思うこと
いろんな人に私は思い出となることをしてきたかなぁ・・・

振り返れば失敗だらけの人生でしたが、多くの人に助けていただいて生きてこれました
自分も誰かの心の中に思い出となるような生き方をしなくては・・・・

先ほど97歳になる実母をお風呂に入れて、曲がった小さな背中をこすり
母さん いい気持ち?と聞くと
極楽じゃ・・・の返事
このことばで また明日も頑張れる!
かあさん ありがとう
| - | 20:28 | - | - | pookmark |
応援團
きょうは雨模様  昨日の灰がながれてくれるといいんですが・・・・

4月29日は 私がかかわっている二つの高校の体育祭が挙行され、応援團の団員はここまでの努力が花開く日でした
お店近くの学校の応援團の応援?に行きました
青軍、赤軍、黄軍・・・とにかく若い力に圧倒され、例年のことながら この子ども達と関わらせてもらってよかった!ありがとう・・と拍手喝采!
  
あんなにまとまらないと悩んだのにいつの間にこんなに完成したのだろう・・・
もう一人でやるとやけっぱちになったこともあったのに・・・
あんな不安な顔をしていたのにこの凛々しい顔・・・
学校全体に轟く団長の声・・・

がんばれ〜力の限り・・・今しか味わえない・・団員しか味わえないこの高揚感・・

今朝 これから頑張りますとメール・・  
終わったら お世話になりました ありがとうございますのメール

私は君達と出会えたことに感謝です

・・・何よりも貴き宝もつ身には 富も誉れも願わざりけり・・・・
                    牧野 富太郎

社会に出たら、高校生生活であった悩み・・何であんなことくらいで悩んだんだろうと想うほどもっと辛いことがあると思う  その時は思い出して欲しい たくさんたくさん悩んで乗り越えたこと・・・・
今 経験したことがきっと役に立つ日がくるから・・・


出窓のお写真が変わりました
ご夫婦のお写真です  ご主人の襟元をなおされる奥様 なんともほほえましく夫婦はこうでなくっちゃいけない・・・というお写真です

 
| - | 19:48 | - | - | pookmark |
父の25回忌
桜が満開です
4月2日は父の25回忌でした  この前のようで、遠い昔のようで・・・・もう25年・・・
年は違いますが義父の命日が4月7日ですので、二人とも桜の花に見送られて彼岸に逝きました
  
父が亡くなった当時、私は紫原に住んでいましたので 、桜吹雪の中 泣きながら葬儀の準備にお店に行ったのを鮮明に覚えています  ですから 桜吹雪はどうも悲しみがよみがえり、まだ今でも涙が出てしまいます  
3年前の建物解体の時に、父の洋服などや思い出のものにやっと別れを告げました  まだまだ父の匂いがするような気がしたのですが・・・

いろんなことを振り返りますと、
あの時この道を進もうとしていたのに、事情でこの道を選んだ・・結果今がこうある・・・こうしたほうがいいと父が言ってくれたのかもしれない・・・と思うことがいくつもあります
千の風ではありませんが、父の存在を感じています

年を重ねてきたせいでしょうか・・近頃は  一般的に非常識だと言うようなことを自分がすれば、いつか全部自分に返ってくると・・・・だからこんなことしたらいけない あんなことしたらいけないと戒められてきたんだと・・・・
畏敬の念を忘れたらいけないとつくづく思います

父がよく口にしていたのは
人を見下げるんじゃないぞ  きょう貧乏なみなりをしていても大金持ちかもしれん
金持ちそうな人でもあす貧乏になるかもしれん  身なりで判断して人を見下げちゃいかんぞ

でした  いろんなことをよく口伝えで教えてくれていたと 自分が年を重ねるほどに思い出します

父さん まだ頑張っているよ しっかり見といてください
・・・と帰りの遅い毎日 夜空を見上げながら想う近頃です
| - | 20:39 | - | - | pookmark |
いかなご宅急便
 きょうは風が強く、あれこれ飛び回っていました
昨年 ご紹介した康子さんから いかなが宅急便が届きました
・・・・春のたよりです・・・と
熱いご飯にバツグンのお味です

お礼のお電話をしたところご主人がおでになられて、お話いたしました
お母様が亡くなられたとのこと
お話をお聞きしているうちに、やっぱり康子さんらしい、康子さんの家族だなあと痛感
お母様が亡くなられた時に、孫達を中心に家族中で折鶴をおり、お母様の周りを埋め尽くしたとのこと・・・家族中に愛されたお母様・・・これが生きた証なのだと思いました
ご主人が・・・・母を車椅子で散歩に連れ出し、好物の入った弁当を一緒に食べていたんだけど、それもできなくなって寂しい・・・とおっしゃってました
往復一時間かけて毎週通っていたようです

人の幸せとはなんだろうかと、
このようにできたのは、やはりお母様の生き様が子ども達をこうさせたのだと思いました

自分におきかえ・・私の子ども達も見てるんだと・・・またまた襟を正すことでした

















| - | 20:43 | - | - | pookmark |

CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2012 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE